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『居眠り磐音江戸双紙』佐伯 泰英
2009/01/16(Fri)
照葉ノ露 (居眠り磐音江戸双紙 28)
佐伯 泰英
4575663646 <「ぼうふらみてえにふらふら』

TV ドラマを何回か観て、本も読んでみようと手に取って…、28冊+読本を読みました。メディアマーカーの登録によると昨年11月11日からですね。二ヶ月ぐらいの間、楽しませてもらいました。
時代小説はそう読んでいる方ではなくて、特に武家と商人の生活がここまで混じり合ったシリーズものは初めて。磐音は抜群に強くて、その周りは自分を律することの出来る大人とやんちゃな子供+若干の駄目親父ども、そして次から次へと現れる敵役。男性陣は意外と身持ちが固くて女性は美女で賢い。徳川幕府が破綻しつつもまだ活気のある江戸中期の浪人、御家人、商家それぞれの暮らしや食文化が興味深いです。

作者(この方の来歴も面白いですよ)自らの「月刊佐伯」公言があるように、読み易い内容です。ちょっと想像してみると、~お勤めの男性が出張前に本屋に立ち寄り移動中に読み始め、仕事の終わった宿泊先で読み終えて、そして翌日、帰りの移動のお楽しみに他の巻を買い求める~、そんな感じ?
時代小説でいえば池波正太郎さんに間に合わなかった自分は、続きを待つ楽しみを堪能するつもりです。平積みになった新刊を求める嬉しさ!

*お気にいりは柳次郎&幾代+お有。幸せになって~。
*TVドラマはアナザーワールドと思って観てます。けっこう豪華なキャストです。当たり役だなあと思うのは、飲ん兵衛浪人武左衛門=宇梶剛士、ちゃっかり奉行所与力笹塚孫一=佐藤B作、吉原会所の親玉=綿引勝彦(敬称略)。特に若い女優さんは時代劇に苦戦している人が多いです。台詞、ごまかしがきかないから難しいよね(笑)
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『平台がおまちかね』大崎 梢
2008/11/18(Tue)
最近、本カテゴリはメディアマーカーにおまかせ(今は居眠り磐音に埋没中)。
目安の星取り表は、☆4以上なら人にお勧めできるかな~といった感じ。

先月はこの一冊。

平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)
大崎 梢
4488025285


デビュー作から続く成風堂シリーズと読み比べると、こちらの方が性に合った。
出版社の営業さん、その存在は知っていたけれど実態はなかなか…。とても興味深い話揃い。
ミステリに分類するのも迷う程度のささやかな日常ミステリなのだけど、人と人の関わり合い方に(まさに営業の本領!?)時々グッときちゃう。書店員出身の作者の経験値、世間知が生きてるなあ。

*主人公の名字が「井辻」くん。名翻訳者、作家の井辻朱美さんを想起しました~。新作書いてくれないかしら…。
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近藤 史恵さん三冊
2008/08/28(Thu)
メディアマーカーが便利なので、そのうちこのブログの本カテゴリーが開店休業になってしまうかもしれません…。登録してここ二ヶ月を見返してみると、近藤史恵さんの本を三冊読んでいます。

ふたつめの月
近藤 史恵
4163259600

初めて読んだのが『にばんめの月』☆3、主人公の周りでいろいろな出来事があるにも拘らずその心情が迫ってこず、これはうっかり続編から読んでしまったためかと思っていたのでした。

サクリファイス
近藤 史恵
4103052511

次が『サクリファイス』☆3.5。自転車レースを題材としていて、競技ルールやマナーなど、とてもわかりやすく説明されています(漫然と海外の有名ロードレースをTVで観るぐらいレベルの自分には鬱陶しくないギリギリ。自転車に乗っている人だと蛇足や勘違いがわかるかも)。
ミステリ部分については、うーむ成立はしているけれ状況甘過ぎだよなあと。そしてやっぱり登場人物の心情や行動が通り一遍で、全編プロットのようです。風景描写が事象の列挙っぽくて、何より自転車レースで感じられるであろう風の感覚が伝わってこないのが残念でした。

タルト・タタンの夢
近藤 史恵
4488012280

『タルト・タタンの夢』☆3.5。料理ミステリは一粒で二度おいしい(笑)気になるのは、語り手の存在の意味です。ちょー傍観者。言ってみればホームズがビストロの料理長でワトスンが語り手の新入りギャルソンなのですが、二人はほとんど絡みません。
ギャルソンくんは一人暮らしで自転車でお店に通っている設定があるぐらいで、彼がどんな生活をして何を考えているのかさっぱり触れられていないのです。その存在自体がミステリとして据えられているのだとして(そんな伏線はないけど)、刊行されている続編で「実は僕は開発中のギャルソンロボットなのだ。友人も親もいない」となっていたら逆に納得しそうです。

あんまり良い感想を持っていないような書き方ですが、でも二月で三冊なら悪くないペースです。突っ込んだ深い描写がないから逆にとても読みやすいし、人物設定が身近に感じられるからなんだと思います。若いうちにデビューされている方のようですから、この先だんだん人物に魂がこもってゆくのを楽しみにしたいです。

*にしても、『サクリファイス』が本屋大賞二位ってのはどうかと思います。本屋大賞の意義はともかく(前提間違ってるかw)、現状厳しい本屋さんが売るべきは、読書家へお進めする「埋もれた名作」、本を読まない人が夢中になる「名作」であって「読みやすい本」ではないのでは、というのが夢見がちな自分の希望です。
*『サクリファイス』の表紙、新潮社装丁室とあろうものが、なんであんなコンクリ背景の写真を使ったのか?ロードレースの醍醐味の一つは、自然の息吹を感じられる風景でしょう!本編だって山岳レースがポイントじゃんか~。
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『ファントム・ピークス』北林 一光
2008/08/02(Sat)
ファントム・ピークス
北林 一光
4048738194

妻を亡くした主人公が暮らす地へ、たびたび現れるモンスターの影。そこで巡り会った専門家の若い女性…ってまんまホラー映画の設定です。映画畑出身の著者。話の構成も王道にのっとって、来るべきヤマとあるべき小休止、説明シーンなど堅実に進行してゆきます。最初の著作(そして最後)だけあって文章は拙い部分もありますが、それを補う熱意に好感。

なかなか楽しめますが、わたしは途中で別の方向へ関心が向いてしまって、この作品そのものの感想だったのか基となった生き物と事件のあらましを知って受けた衝撃だったのか、もうごっちゃです。そのモンスターであるファントムのモデルについて書いてしまうとネタバレ(前半で明らかにはなるものの)になってしまうのがもどかしい…。

☆4 
男性らしい武骨さがちらちら見える文章です。特に所有車種をほとんどその人物のアイデンティティとして扱っている部分がいかにもいかにも。

せっかくなので、続きに基となった事件についてのリンクをはっておきます。当然前半部分のネタバレです。
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『ライン4』西村 しのぶ
2008/06/20(Fri)
ライン(4) (ワイドKC キス)
西村 しのぶ
4063375935

はー、もう続きは出ないのかと思ってました。掲載誌と単行本収録に間が空いているのは何か意味が?目新しかった設定のシルバーアクセ、年下彼氏、金髪、汚女などずいぶん普通もしくはブームが沈静化しましたね。思えば既巻を読んで、「うーんまだ望みはあるかもなー。新しい恋愛したいなー」と大台を前に当時つきあっていた人とお別れしたのでした。マンガで一大決心って!わはは。

服屋のやり手三十路バツいち女性店長が年下の恋人といちゃいちゃいちゃいちゃしている作品で、相変わらずいちゃいちゃです。もっとも物語の中では大して時間は進んでいないようですが。ハナちゃん25ちゃいのまんまだし。今回そのサイドストーリーのハナちゃんがいい!給料の半分以上をお洋服に費やし、きっちゃない部屋でゆで落花生とビール、鉢植えミントを枯らす。『そういう時期なんだもん。お仕事楽しいんだもん』ってのがぐっときます。そうそう、無鉄砲な時期ってあるのさ~。
ハナちゃんも、主役のお二人も周りのみなさんも、このまま面白可笑しく、時につまずきつつ暮らしていってほしいです。また続きが出るといいいのですが。
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