事実を伝える

2008.08.25 仕事
前回の作品はアレでアレアレだったので、今だに来る残務処理にはうんざりしてしまう。見たくないなあと棚上げしてうっかり綺麗さっぱり忘れてしまい、制作くんをのけぞらせる。心のセーフティってこうやって稼働するのかー。いやいや忘れんなよって。
今度の仕事はさくさく順調。後輩ディレクターの冗漫さ加減に(本人を知っている人は笑うだろう)イラっとすることもあるけれど、可愛いもんである。
思えば、忘れた時には「忘れてた!」、話が長いディレクターには「話長いよ!結論を先に言え!」、女癖の悪い制作くんを新人ちゃんに紹介するにあたっては「こいつ女癖酒癖金遣い最悪だから(なのに女が途切れない…)誘いには絶対のらないように!」と陰口でなく堂々と当人に事実を言っているのに、前回は受け容れる余地が相手にも、そして自分にもなかったのだ。コミュニケーションが取れない相手と仕事をするのは実りが少ない。お互い絶対組みたくない相手となったので、組まないためなら今まで避けがちだった人の仕事だってどんどんやるぞ、ってな気持ちになったのがいちばんの収穫なのだった。

080825kaeru>次の仕事に使うカエル。ステイサムのを拝借。

「冗漫」ってなんだっけ−と聞かれたので、リンク。なんて彼を形容するのに相応しい言葉!

過去の自分と対峙する

2008.07.28 仕事
去年ぐらいから過去に参加した作品のDVDボックス化が続いていて(数えてみたら前のスタジオも合わせて6タイトル!)、パッケージを再構成するために素材を作る必要がある。本当ならありがたいことなのだろうけれど、そのたんびに悶えなくてはならないので消耗甚だしい。
「あなたが十余年前にやった仕事がこれですよ、まあへたくそこの上ないですね。さあ再現なさい。ニッコリ」ってなもんである。
たすけてくださ〜い!
十余年前の自分に「貴様なんだってこんなことを?」問い詰めたい。若さゆえの力技が眩しいことよ。
そしてまた同じ分の月日を重ねた時にまたこんなことをやっているのだろうか。それまで続けられるのなら幸せなこと。

みちみち

2008.06.24 仕事
苦痛に満ち満ちた半年に渡る仕事が終わりました。男性向けラブコメ(なんだそりゃ)っちゅうのは男のエゴの在処を目の当たりにするわけで、もう全然いけません。

0800605buttya
>関係ないけどみちみち中身の詰まったうちのステイサム(たいそう重い)。このハーフパンツを履いた時は「アブドラさーん」と呼ばれる。アブドラ・ブッチャー風>ウェストが…。

気を取り直して次の仕事は今度こそ普通の作品。ディレクターは後輩くんで、さてどうなることやら。以前、ツレアイがディレクターを務めていた作品で大ポカをやらかした彼。さんざん絞られてしょんぼりしていたかと思えば次の日にはあっさり立ち直り、泊まり込みに必要だからと買ってきた避難袋の中身を喜々として説明しはじめ〜話長いんだ〜、『こいつにゃかなわん』と思わしめたヤツです。

それはそれとして、ちょっと間が空いているうちに企画書でも書いとこ、と読後の本から候補を出しました。

1.海軍VS仮想敵国もの
2.野獣との格闘もの
3.銀行強盗もの

以前、メカニカルな作品が続き「普通のがやりたい」とぼやいたのは自分だったような…。

認識の違いについて

2008.05.09 仕事
今やっている作品で、ヒロインのとらえかたに監督と隔たりがあるような気がしていた。なんなんだろうと思いつつも解明できないままシリーズも終盤を越え、監督の言葉にようやくヒントをみつけた。
「もっと可愛い感じ」…!?

自分=ところかまわず下着姿や裸体で男性にせまる女性=奔放な女(ニンフォマニアか淫乱か)
監督=引っ込み思案な男に積極的にアピールする女性=すごく(自分に都合のいい)可愛いコ

ああ、そういうことだったんですか。そりゃわからん。

同じ作品に女性の演出さんが入ってる。
積極的な女性に対して男性が躊躇する濡れ場シーンで、「ここ間が悪いから詰めましょう」と監督と編集さんに提案し、「いや、ここはむしろじりじりと」と諭されたそうだ。抵抗する段取り(と裸体)をじっくり見せたいらしい。なんだそのドリーム。どうせ結果が同じなら、女性の立場としては躊躇されない方が嬉しいじゃーん。
男女による認識の差は、デリケートなものである(そんでもってきっと擦り合わない)。

木の芽時

2008.04.21 仕事
080421renge>たんぼのれんげ、ぺんぺん草、スズメノテッポウ。春〜。

社で席に戻ってくると、見知らぬ若い女性が新人ちゃんたちに話しかけている。新人ちゃんたちは微妙な笑顔。「はい、何か?」訊くと化粧品の飛び込み営業。「すみませんが、うちは」だけで追い返す。春は増えるんだよと説明すると、たぶんいろんな意味で感心されてしまった。いや、君たちがいるから驚かせまいと柔らかく対応したつもり。土足だったことにも突っ込まなかったしね。
いつも思うように、怪しい押し売り(一般的な営業とは違いますよ>mikinnさん!)をする度胸があるのならどんな職業だってできるよ、彼女?よく考えなされ。

と、こんな風に上がり込んでくる輩もいるし、同じビルに不特定多数が出入りする(それゆえ不審者の判別がしずらい)人材派遣会社がテナントに入ったことだし、戸締まりの徹底をしたいところなのだけど、…今朝も扉の鍵が開いていた。セコムのかかっていない部屋に入ると寝袋で爆睡の一名、二つの椅子で器用に寝てる一名。だから刺されても知らんと言うてるのに〜!